カンボジアが好きで好きでたまらないから、日本で働くことにしました。

2018.11.28

カンボジアやベトナムなどの東南アジアエリアを担当するトラベル・コンシェルジュ堀江葵さん。大学を休学し、カンボジアに住んでいたこともあるそうです。

「カンボジアが好きで好きでたまらないからこそ、日本で働くことにした。」そう語る堀江さんに、カンボジアへの思いをお聞きしました。

はじめてのカンボジア。降り立ったのは、思っていたより発展した町

もともと国際協力に興味があり、大学も国際関係学部という学部に所属していました。でも、授業だけじゃなくて、もっと深めてみたいなと思って、国際協力のできるサークルに入ることにしたんです。

そしたら、たまたまそのサークルが支援している国がカンボジアで。夏のスタディーツアーでカンボジアにいったのが、私にとってはじめての海外、はじめてのカンボジア。大学2年生の夏のことでした。

はじめて降り立ったカンボジアという国は、思っていたより発展していると感じました。

支援をするという立場にいると、ほんとうに貧しくて苦しくて、みたいなシーンを思い浮かべることが多かったのですが、意外とお店もたくさんあって、思っていたより町らしい町があると思いました。

これは、カンボジアに行かれた方なら誰しも感じることだと思います。

私のサークルがしていた支援の内容は、ライツ・ベース・アプローチという女性や子どもの権利を守るための活動でした。

スタディーツアーでは、実際村に行って、村長さんに会い、子どもたちには教育を受ける権利があるということ、子どもたちを働かせるべきではないということを話し、伝えました。

就活を始める友だちを横目に、カンボジアで暮らすことを決意

大学3年の夏に2度目のスタディーツアーに参加し、再びカンボジアに行き、秋にサークル引退をしました。

周りのみんなが就活を始めるのをみて、私もいよいよ就活かぁと思いながらも、カンボジアにハマってしまっていた私は、カンボジアで暮らしてみたいと考え始めてしまって…。

これまでは単発でしか行ったことがなかったので、もっと長い時間をかけて、もっと深くカンボジアを知って見たいと思ったんです。まわりにもちらほら休学を決めている友だちもいて、私も休学をしてカンボジアに行こう!と決めました。

その理由のひとつとして、カンボジアや海外で働いてみたいなぁという気持ちを、試してみたいという思いもありました。

大学3年の1月から、次の9月まで、9ヶ月間カンボジアで暮らすことにしました。

まず初めにしたことは、クメール語の語学学校に通うことです。語学学校の申し込みは、日本にいるうちにしていたのですが、そのあとはノープランで(笑)。

本当は、村に住みたいと思っていたのですが、すぐには難しいなと思って、まずはプノンペンに住むことにしました。プノンペンの学校で教育の現場をみて、今度村に行った時にいかせたらと思い、ボランティアを募集していたNGO団体でボランティアをさせていただくことにしました。

-カンボジアに住んでみて、どんなことを思いましたか?

「もっと、ずっと、住めるなぁ」って思いました(笑)もともと、カンボジアに住むことについて、不安はなかったのですが、実際に住んでみて、本当に私ここ(カンボジア)で住んでいけるなぁと思いました。

ただ、学校で教えるという教師の仕事については、あまり私にはあっていないなぁと気がついて。このまま教師として働くのは難しいと思って、一度日本に戻ることにしました。

今の私が、私らしくカンボジアに関われる仕事、それがトラベル・コンシェルジュだった

日本に戻ったときの私は大学3年生。いよいよ私の就活が始まりました。このときの私は、まだカンボジアに住みたいと思っていて。ただ、学校で教えるという教師の仕事は私にあっていないということも分かっていて。

ネットで、ぼんやりとカンボジアの求人を見ていました。でも、ほとんどの求人は、条件が社会人経験3年以上など、今の私ができる仕事は見つからなくって。

本当は、村の教育開発とか支援の現場で働きたいとも思ったのですが、それはすごく難しいことで…

でもカンボジアに関わりたいじゃないですか。村のみんなのためになることがしたい、そう思って観光の力で村のみんなを応援できる仕事、旅行会社で働こうと考えるようになったんです。

今も年に1度のペースでカンボジアに行って、村を訪問しているのですが、「トイレを作って欲しい」とか、「高校に通うバイクがほしい」とか、いろんな相談をしていただくことがあって、でもそれって私ひとりで答えていたら、きりがないんですよね。

私ひとりでできることには限りがあって、だけど、そうやって困っている人は、数限りなくいて。だから、日本のみなさんにカンボジアに旅行に行っていただいて、みんなで彼らをサポートしたいと思ったんです。

カンボジアの旅行をする人が増えて、村の人たちが今よりすこしでも豊かに楽しく生きていけるようになったらいいなと思って、旅行会社で働くことを決めました。

カンボジアへの旅行により集中するために、旅工房を選びました

他の旅行会社ではなく、旅工房を選んだのは、旅先別に部署が分かれていることにより、インドシナ(カンボジアやベトナム)の担当スタッフとして、働くことができるというところがいいなと思ったからです。

カンボジアへの旅行により集中できるので、私にとても合っていると思いました。内定後に配属希望プレゼンという、どこの部署で働きたいかをプレゼンする機会があるのですが、そこではもちろん、インドシナセクションで働きたいと全面にアピール(笑)。

そのあとの懇親会でもインドシナセクションのリーダーに、思いを語りにいきました。

私がいつも行く村が、カンボジアのビーチリゾート シアヌークビルの近くにある村なのですが、働きながらもその村の人たちのことを考える時があります。

カンボジアに行きたいとお問い合わせをいただくお客様の場合、アンコールワットを見に行くことを目的にされている方がほとんどで、もちろんアンコールワットを見るとすごく感動するので、ぜひ見に行っていただきたいのですが、そのほかにもカンボジアにはたくさんの魅力があるんですね。

例えば、シアヌークビルのビーチもそうだし、おいしいご飯や、やさしい人々もいて。

だから、1度だけにとどまらず、何度もカンボジアにいってほしいんです。そのためにも、お客様の旅行が、また行きたくなるものになるようにと、思いを込めてサポートをしています。

一度始めた支援を、やめることはできない

一度、支援しますという形で入った以上は、最後まで見届けないと、と思っています。

大学のサークル活動は、一時的なもので終わってしまうことが多いけれど、村の人々に会って、支援をしますと伝えたからには、できることの形は変わったとしても、その姿勢はもっていなくちゃなと思っています。

今は、カンボジアの旅行を日本のお客様に届けて、カンボジアを観光の力で応援することで、ものすごく地味なことだけど、支援ができたらと思っています。

これからも、より多くの方にカンボジアの時間の流れを味わってほしい。

カンボジアにいて、ハンモックでゆらゆら、だらだらしたりとか、そうしているとおばちゃんがコーヒーをもってきてくれたりとか、子どもたちが駆け寄ってきてくれたりとか、そういうゆっくりとした時の流れが私は好きで。

より多くに方にカンボジアに行っていただいて、日本と違う時の流れの心地よさを味わっていただけたらと思っています。

 

今、まさに発展をしている国で、日本での生活に比べて不便なこともあるけれど、不便だからこそ、カンボジアの人々の優しさに触れることができるし、助け合いが生まれるんだと思います。

たくさんのカンボジアの人々と話をして、その暖かさに触れてみてほしい。だから、これからもカンボジアの旅を、自信を持ってお客様に届けて行きたいです。

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